中国希土学会2021年次総会・希土科学技術進歩賞授賞式

2021年10月23-24日、中国希土学会2021年次総会が成都にて成功裏に開催されました。今回の希土学会年会は「グリーン開発を提唱し、幅広い応用を推進し、人類の生活に幸福をもたらす」をテーマに、主に希土類元素のグリーンイノベーションと開発について議論し、希土類元素、特に資源的に豊富な元素の幅広い応用を促進し、元素のバランスの取れた利用などの産業発展に伴う問題、およびカーボンニュートラル実行段階における希土類産業の将来のレイアウトと計画を検討しました。

総会の中で、中国希土学会事務総長の牛京考氏が2020年希土科学技術賞の受賞項目と受賞者リストを読み上げ、2020年度希土科学技術賞を授与しました。天和磁材の「高性能SmCo希土類永久磁石核心技術と産業化」プロジェクトが二等賞を受賞しました。

サマコバ磁石はネオジム磁石より優れた温度係数を有していることから、希土類永久磁石材料の中で重要な位置を占めています。ハイテクの急速な発展に伴い、高温永久磁石材料の需要が増加し、高性能サマコバ永久磁石材料が革新的な研究の焦点となっています。今回研究開発された高性能サマコバ永久磁石材料は、その自体の性能的優位性により、防衛産業、航空宇宙、風力発電、医療機器、ハイエンドモーターなどの分野に適宜応用されており、経済、社会、省エネ、環境保護の面で、大きな包括的なメリットが達成されています。

科学研究の革新には限りがない。天和磁材は「永久磁石材料のイノベーションリーダーとなる」という科学的研究と探査の概念を常に遵守し、希土類永久磁石材料分野で継続的に前進し続け、全力で業界の技術のボトルネックを攻略し、科学技術の革新の高い基盤を占め、希土類産業の質の高い発展、持続可能な発展を推進します。